1950年創業のヴェンキアレッツァは、イタリアの最北東部ともいえるチヴィダーレ・デル・フリウーリとプレポットの両地区に畑を持つワイナリーです。
標高130mと378mの各畑は風通しが良いため湿気を溜め込まず、オーガニック農法には最適の自然環境に恵まれています。
また昼間と夜間との寒暖差が激しいため、果実の酸度と糖度の理想的なバランスと強い個性的なアロマを持つブドウが育つこともこの土地の強みです。
ブドウ本来の持つ個性を表現しテロワールを重んじながら、豊潤でエレガント、アロマティックで芯のしっかりとした表現力のあるボディのワイン作りを目指しています。
「足るを知る(レス・イズ・モア)」をモットーに、自然に謙虚に耳を傾けながら共生を続けるワイナリーです。

緑がかった麦わら色で、香りにはミネラル感と柑橘系の爽やかさと適度に熟した桃やバナナ等、トロピカルな熟度の高さが香りの奥に感じられます。
サピディタ（味わいに深みをもたらす塩味の部分）がとても高く、しっかりとした酸味を支えていることでリボッラの持つ個性が感じられます。
主体となるリボッラジャッラ種はスッキリとした仕上がりが特徴の品種ですが、そこにシャルドネの重量感が加わり、両者の絶妙なバランスが楽しめます。
ミドル・ライトボディ。

アペリティーヴォ(食前酒)として、またプリモや軽めのセコンド（白身魚、白身肉など）など家庭料理にも幅広く寄り添えます。

イタリア　フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州

リボッラジャッラ60％、シャルドネ40%

ステンレスタンク内にて約4カ月澱と共に熟成させます（シュール・リー）